病害虫図鑑 フジコナカイガラムシ (果樹共通) 雌成虫は体長25~40 mmで楕円形。 体色は暗褐色から紫褐色で、背面は全体に白色粉状のろう質物で覆われている。 体周縁にろう質物の突起が18対あり、尾端の1対はやや長い。 雄成虫は翅の開張が約1mmのフジコナカイガラムシはカキ栽培における重 要害虫であるが、近年多発園が増加傾向にある。 そのため、多発化の原因究明と防除対策につい ての研究を平成17年度から3ヶ年行った。 1、多発化の原因究明 ①天敵に悪影響を及ぼす薬剤の使用:8 月にカメ 天敵農薬(2) 村上 陽三 アリスタ ライフサイエンス農薬ガイドNo78/E () (No77/Fより続く) 3クワコナコバチの教訓 わが国での天敵農薬の利用を発展させるためには、クワコナコバチの教訓を生かす必要がある。
天敵紹介 アブラムシ類の天敵 高知県農業技術センター